ソーシャルメディアって

結局、

人間、1日は24時間しかないわけで、
人生、70年くらいで終わってしまうわけで、

出会いが広がるのではなく、出会う機会を多様化するのがソーシャルメディアの本質のような。出会った人を多くして、それでいて深くつきあうということは、時間の限られた中でははなかなか難しい。人間の能力はさほどかわっていないはずだから。
ただ一部、権威を獲得することで成り得た勝者には、その両方が与えられる。昔で言えば地域(国、村)の権力者、最近では経済(金)の勝者や情報伝達(マスメディア)の勝者。そしてこれからはじまる新しいゲームでは、誰がそのポジションをとるのか。
人間はそういうゲームを、手を変え品を変えやっているだけだと思った瞬間、なんだか萎える気がするし、むしろ、チャンス到来と元気にもなれる。
自動車や、電車や、飛行機ができて、短時間にいろんなところに行けるようになった20世紀。
多くの人が高カロリーの食品を簡単に手に入れることができるようになってた20世紀。
正確に覚えていなくても検索すれば簡単に情報が手に入るようになってきた20世紀。
文明としてはすばらしいことで、人も増えたし、生活も豊かになった。ただちょっとだけ運動不足になって、カロリーオーバーになって、頭使わなくなって、それを補うためにお金払ってジム通ったり、病院行ったり、脳力維持する必要がでてきただけ。

すでに始まった21世紀は、コミュニケーション、いわゆる人と人のつながりが、いよいよ時空を超えるようになって、またすばらしい文明が訪れる気がする。そしてちょっとだけ、ほんのちょっとだけそこで失わるであろう、何かの不足を補うために、お金でそれを解決する新たなビジネスが生まれるだけのことだと思う。