2011年は眼に優しく

気がつけば2011年はすっかり始まっていて、あっという間に2月になってました。昨年は、私にとって大事なこれから10年最初の年で、おまけに厄年でということでしたので、いろんなことがありました。が、結果的には無事に終わりエキサイティングな1年を過ごすことができました。

遠視、乱視、白内障?!

さて今年ですが、例年になく寒いこと以外はいまのところ平穏です。ただ昨年末頃から左眼の見えが悪くて気にはなってたので、近所の眼科で見てもらいまいた。その結果、遠視、乱視に加え白内障にもなってます、とのことで軽くショッキングな出来事となりました。白内障って比較的お年寄りの方に多いらしいのですが...。

メガネ屋探し

白内障は進行しないように紫外線に気をつける等しか対応策がないのですが、まずは遠視と乱視の対策としてメガネを作ってみることにしました。生まれてこのかた視力だけはずっとよかったので、眼科はものもらいの時しか行ったこともなく、ましてメガネ屋さんなど足を踏み入れたこともありません。近所のメガネ屋さんやメガネの量販店?のような店から、銀座の高そうなメガネ屋さんやら、いろいろ足を運んでみましたがいまいちピンと来ません。

いいの見つけました

先日、吉祥寺に行くことがあり、ふと立ち寄ったメガネ屋さんでいいの見つけました。

センス良く、洒落っ気があって、でもすっきりしてて、個性もあって。これは気に入りました。見るとデンマークでデザインされたメガネ(prodesign:denmark)でした。まだ自分で似合うにあわないがよくわからないのですが、メガネ屋には妻や娘も連れて行き一緒に見てもらったので、多分大丈夫です。

もうひとつ眼に優しい道具

それからもうひとつ。このお正月にKindle DXをamazon.comで注文していたのですが、予定より1ヶ月ほど早く手元に届きました。仕事柄、PDFのドキュメント見ながら文書を作成したりすることが多いのですが、その際、パソコンの画面の広さの関係で、作業しながらドキュメント見るのが煩わしくいい解決はないかと思ってました。Kindle DXはその大きさからドンピシャではまるデバイスですね。

そういう訳で2011年のテーマは「眼に優しく」ということでスタートしております。

青森旅行 1日目 八戸ドライブ

この3連休を利用して青森に行ってきました。実は東北地方は20年ほど前に受験で仙台に行ったっきり。いつか行ってみたいと思っていた地域です。秋田、山形、岩手いろいろ興味がわきましたが、今回は奥入瀬渓谷に行ってみようということで青森に決定。すでに宿泊や新幹線も予約で埋まりかけていた中、なんとか十和田湖弘前に宿泊する計画をたてることができました。

今回もプリウス

東北新幹線「はやて」で東京から3時間ほどで八戸に到着。駅前で早速レンタカーを借りてドライブ開始です。車は昨年長崎帰省したときに借りて燃費や取り回しですっかり気に入ったプリウス。今回は新型ということで排気量も1.8Lになってましたが、個人的には旧型のプリウスの方がコンパクトで好きでした。

八戸ドライブ

まずは腹ごしらえもかねてマリンセンターを訪問。そこのレストランで新鮮な魚介をいただきました。娘が気に入って食べたのはアワビうどん。アワビと海藻のはいったなんとも贅沢なうどんです。食事がおわったら種差海岸へむけてひと走り。それにしても弘前もそうでしたが歩道も含め道が広くて走りやすかったです。

十和田湖

あっというまに過ぎていく時間が名残惜しいですが、今晩の宿泊地、十和田湖へ向けて移動です。

ブルーノ・ムナーリ展

先週の土曜日、横須賀美術館で開催中のブルーノムナーリ展に行ってきました。1998年になくなったイタリアの美術家で、数年前にその存在を書籍で知って以来気になっていたのですが、これまた私のお気に入りの美術館のひとつである、横須賀美術館で開催中ということで、日帰りドライブで足を伸ばしたのでした。

作品もさることながら、展示に添えてあったいくつかの言葉で印象に残ったものがあったので、ここに記しておきます。

  • 誰もが自由で、ある程度の思考の柔軟性を持っていればすばらしく不思議な事をいくらでも想像できるはず。(ファンタジア)
  • 機械は芸術作品にならなければならない(機械主義宣言)
  • 何かを複雑にするのは簡単だが、単純にするのは難しい
  • まだ間に合ううちに人は思考したり想像したり空想したりクリエィティブでいる習慣を身につける必要がある。

横須賀美術館ブルーノ・ムナーリ展

和歌山の夏(2) いちご電車とおもちゃ電車

実家の近くには猫のたま駅長で有名な貴志川線が走っています。数年前に南海電車が営業を断念したのですが、現在は和歌山電鐵が営業運転しています。最近ではいちご電車おもちゃ電車、たま電車など楽しい電車が走っています。遊び心たっぷりです。

貴志川線

お土産を買いに行くために利用した駅に、早速、いちご電車がやってきました。

そうすると反対のホームにはおもちゃ電車が。おー、いちご電車おもちゃ電車の競演です。って珍しくないか。

ちなみにおもちゃ電車の中には、がちゃポンやガンダムプラモデルが置いてあったりします。

きっと営業的には、かなりそこそこでやっている路線だとは思いますが、熱烈な応援者も多いみたいで、貴志川線の未来をつくる会の5周年の幕も張ってありました。

貴志駅舎は8月4日にリニューアルオープンだそうです。たまのデザインの駅舎になるそうです。詳しくはこちらからぞうぞ。和歌山電鐵

和歌山の夏(1) 海!

先日、2日間の滞在でしたが久しぶりの和歌山の妻の実家に行ってきました。妻と子は先に帰っていたので後から追いかける形で合流。1日目は家でのんびり、2日目は海へ出かけました。家は築40年以上の昭和の家屋なので、畳の部屋にいるだけで癒される空間です。

和歌山は海と山に恵まれた土地です。今回は車で少し走ったところにある白崎海岸に行ってみました。

ここでは体験スキューバダイビングや体験シュノーケリングなどもできそうなので、子供がもう少し大きくなったら一緒に来てみたいです。

なぞの船舶?!

白崎海岸では海水浴はできないので、少し移動したところで海に入りました。一昨年は伊豆、昨年は長崎、そして今年は和歌山と、なんとか1年に1回は海に入る事ができています。やっぱり山より海が好きだなぁ。
ところで、海水浴中に見つけた紀伊水道沖を航行するこのこの船。

ずいぶんかわった形をしてますが、何の船かご存知の方いらっしゃいましたら是非教えてください。

石井 裕(MITメディアラボ 副所長・教授)講演会に行ってきました

うっかり先週の事になってしまいましたが、いつかお目にかかりたいと思っていたMITメディアラボ石井裕教授の講演会に行ってきました。講演会と行っても、比較的カジュアルなイベントで、題して「前陣速攻呟き卓球百連射」。日頃twitterでつぶやいている事などから、時間の許す限り(2時間30分で数百枚のスライド)に関連したトークをひたすら続けるという内容。これがかなり面白かったです。

卓球ネタから始まったと思いきや、次から次にいろんな話題に展開していき、外からのとりこむ情報も、中から湧き出るアイデアも、頭の中で何かしらの反応を必ずおこさせて、次に進んでいく。その前進力。世界のMITで研究を進めていくには、やはり、並の人間ではとてもとても。生きるエネルギーというのか、ものすごい迫力を感じました。そしてそのエルギーをみなに分けてもらえた感じです。(いやそろそろ自分がエネルギーをみんなに分ける順番のはずですが...)

実はこの石井先生、私の大先輩にあたる方。私が社会人になって最初に勤務したのがNTTのヒューマンインターフェース研究所(残念ながらその名前は既になくなっています)。ちょうど私が横須賀で働き始めたその年に、石井先生はめでたくMITのニコちゃん大王(NICHOLAS NEGROPONTE)に誘われて着任されたとのこと。私は人とコンピューター、あるいはそれを介在した人と人とのコミュニケーションにとても興味があって、視覚、聴覚、触覚などいろんなコミュニケーションのあり方に注目しています。今回の講演のなかにもI/O Brushという研究成果を見せていただきました。直感的で分かりやすい情報との戯れです。

私はその後、研究者の道からより事業に近いところへとシフトして今に至りますが、「もっと楽にコンピューターを使えるような世の中にしていきたい」という志はほとんど変わっていません。これからも私なりのやり方でその実現に向けてやっていこう、そういう元気をもらえた楽しいひとときでした。

今回、数々の言葉が印象に残りましたが、ひとつだけ選ぶとすればこれでしょうか
「2200年を生きる人に、どう思い出されたいですか? 」
このくらいのスケールで生きていきたいですね。

関連リンク

夏、来た

今年、東京の梅雨は湿度と気温が高く、かなり不快な日々が続きましたね。ようやく今週くらいからようやく夏らしい青空が見え始め、自宅のバルコニーからも青空が。

いよいよこれからが夏本番、暑さもいっそうきびしくなります。もう、うんざり。そんな中、以前(菜園を作る)に庭で育てた野菜達が食べごろをむかえていました。

キュウリは立派にできてました。トマトやブルーベリーはもう少しですね。これから夏本番で日差しもたっぷり浴びるので来週にはいい収穫ができることを期待しましょう。

追記:やはり梅雨明けきましたね