ミケルリウスのノート

私は、IT業界でずっと働いている割には、恥ずかしながらすべてをPCで済ますことに抵抗があるレガシー人間です。いや、こういう私だからこそこの業界で仕事しようとも思っているのですが...それはさておき、今回は紙とペンの話。

イデアまとめるときのノート

頭も身体も柔らかい20歳までを紙と鉛筆で過ごしてしまったせいでしょうか。大事なメモとかアイデアとかは紙に書かないと腑に落ちないというのか脳に刻み込まれないというのか。ここ数年気に入って使っているのがこのミケルリウスのノート。スペインのメーカーで作られているようで、最近まで伊東屋で売ってましたが、最近あまり見かけず、通販で調達することもしばしば。正直ちょっと高いのですが、年に数冊なので目につけは買い足しています。

  • ミケルリウスのノート

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ちなみにこのノートといつも一緒に使っているのがこちらの4色ボールペン。
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これはミケルリウスを見つける前から気に入ってずっと使ってます。一度電車の中でのプレッシャーに耐えきれずクラッシュしてしまったことがあり、買い替えるはめになりましたが、それ以降はリフィルの詰め替えだけで使い続けています。

思いつきをただ記録するメモ

ミケルリウスは仕事のときに利用していますが、もっと手軽にいつでもどこでもメモにはずっとこれ使っています。小さくて胸のポケットにも入りますし、袋ポケットもいくつかついていて名刺やお店のカードなど活動の軌跡を収納できます。休みの日でも、夏でも冬でもだいたい持ち歩くことが可能です。こちらは日本のメーカー製なので比較的よく見かけます。

  • ロルバーンのミニメモ

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このメモとセットで持ち歩くのに重宝しているのがこのボールペン。ちょうどリングの輪の中にいい長さで収まります。
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実際に持っているのはゼブラ柄とホルスタイン柄のものですが最近見かけないようです。

紙とペン

イデアをまとめるノートとただひたすら記録するメモ、ここでご紹介したこれら以外にも紙とペンを使います。一方でデジタル化の推進を進めるような仕事にずっと携わってきたこともあり、PalmCLIE などのPDAやを使ってみては、何度もペーパーレスにしようと試みました。ですがPDAはどちらかというと情報ビューアーに近い道具。最近ではスマートフォンとなって随時最新情報にもアクセスできて大変べんりになりました。これらPDAはアクセスできる情報に反応するにはとてもいい道具なのですが、脳内をかけめぐるアイデアを外に表現するには、私にとってはまだ紙とペンの方が効率がいいような気がしています。もちろん、それを蓄積して整理したり、検索するにはデジタル化しておく方がずっと効率がいいというのは理屈では理解しているのですが.....。

これからどうなる

この紙とペンのとらえ方、若いころからデジタルなものを使いこなせるデジタルネイティブな人たちは違うのでしょうね。まだ学校では昔と同じ教科書、ノート、えんぴつの世界にはなっているので急激には変わらないでしょうけど、すでにすっかり変わってしまっているものも多くあります。私の場合は10代から20代かけて次のような変化が起こりました。レコードからCD、VTRからDVD、フィルムカメラからデジタルカメラ、新聞・雑誌からWeb。いろんなメディアがアナログからデジタルに変わるまっただ中で子供から大人になったハイブリッドな世代ですね。人類の通過点として、いい時期に生まれたと、これはこれでポジティブにとらえておきます。

さて、5年後、10年後に私のアイデア&メモ環境がどういうことになっているか自分でも興味深いです。ついに完全デジタル化完了しました!という報告ができていますかね。